全国的に猛暑が続いていますが,その影響もあって,小中学校のエアコン設置率の低さがメディアで話題にあがっていますね。
私が目にした記事によると,昨年,文部科学省が全国の公立小中学校のエアコン設置状況(普通教室)を調査したところ,東京は99.9%とほぼ完備であるのに対し,千葉県はわずか44.5%だそうです。
さすがに,「昔はエアコンなんかなかった。最近の子どもは・・・」などと強がる大人も,この暑さでは少ないと思いますが,ただでさえ大人より体力のない子どもたちが,この環境でエアコンなしで勉強しろというのは非常に酷な状況です。
ひとえに自治体の予算の問題が大きいのでしょうが,何とかしてあげたいですね。
文科省は今年4月,小中学校などの教室の室温基準などを定めた「学校環境衛生基準」を見直し,これまで「10度以上30度以下」としていた望ましい室温を,「17度以上28度以下」に変更しました。
以前よりは妥当な基準なったと思いますが,28度の室内は,大人の場合は仕事の効率落ちますよね。また,17度の室内は指先や足もとが寒く,やはり仕事の効率が落ちる気がします。