窓口対応の拒否

 佐賀県の嬉野市が,特定の方に対し,一部の手続を除いて窓口での対応を拒否する通知を出したことがニュースになっていますね。

私が読んだ記事(毎日新聞では,嬉野市は「その方から職員に対する暴言が複数回あったため,職員を守るために今回の決定をした。」としています。

他方,同記事の中で,識者の意見として,「行政が窓口対応を断る通知を出すのは異例。」「法的根拠は全くなく,大人げない対応」といったものが紹介されています。
さらに,行政法に詳しいとする大学教授が,「行政機関としては,窓口対応を断るのではなく,話を聞いて納得してもらう努力をすべき」と指摘しています。

どうなんでしょう?他市町村役場で働く職員や,その他多くの方は,前述の二名のコメントに違和感を感じているのではないでしょうか。
市としては,「窓口対応を断るのは異例」であることも「根拠がないこと」も承知のうえで,「納得してもらう努力」をしたうえでのギリギリの判断だったように思えるのですが・・・。

裁判所と違い,市役所などの行政庁は一番苦情の対象になりやすいですからね。今後,市が裁判等で負けることがあったとしても,今回このように問題提起をして全国で注目されたことには大変意義がある気がします。

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