和暦と西暦

普段、文章を作成するときに、作成年月日の記載を和暦(元号)にするか西暦にするかは、文章の内容等によって人それぞれだと思います。

流山市のHPに、令和3年度の固定資産税の課税を誤ったとのお詫び文が掲載されていました。
誤りの原因は、「担当職員が、システムへの入力過程において、家屋の新築年を「令和2年」とすべきところ、誤って「平成2年」と入力してしまったことによるもの」だそうです。

ま、ミスとしては割と起こりがちなケアレスミスの部類ですが、システムの入力方法が、元号ではなく西暦表記ないし西暦を併記する方法であれば防げた可能性がある気がします。

個人的には元号は好きなので、これからも色々なところで残してほしいです。
ここ数年の話をするときは、元号の方がわかりやすいことが多いですし、逆に、何十年も前の話になると西暦の方が計算しやすいですね。
金融機関によっては、通帳の年月日欄が、元号表記もなく単に「3-04-01」などと記載されていて、一瞬いつのことだかわからない場合ってありますよね。

文書の種類にもよりますが、「2021年(令和3年)」などと元号と西暦を併記するのが、誰からも一番わかりやすいのでしょうかね。

ところで、前述の市のお詫び文は、最後に「今後はこのようなことが二度と起こらないよう、管理職を含めた複数の職員によるチェックを行い、再発防止に努めてまいります。」と締めくくられています。

この「ダブルチェック」ってのが曲者ですよね。ま、そう言っておくしかないのでしょうが・・・。

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