ここのところ,おかげ様で何件も連続で相続登記のご相談・ご依頼を受けています。大変ありがたいことです。
そのため,「職務上請求」で戸籍謄本等を取得する機会が多くあります。
司法書士は,「職務上請求」といって,職権で第三者の戸籍謄本や住民票を取得することができます。もちろん,受任した業務に必要で,かつ正当な理由がある場合に限ります。
市役所の窓口に行くと,請求書の書き方や入手したい書類について,職員と来訪者が長々と話しているのをしばしば目にします。
自分の戸籍や住民票ならともかく,親や兄弟,さらには叔父叔母等の戸籍を取得するなどとなると,一般の方には難しいことも多いのだと思います。
司法書士に相続手続を依頼する場合は,少しでも心配であれば,戸籍等の収集から一切お任せいただく方が,結局は費用対効果の面からも良いのではと思いますね。