法務省から,今年の簡裁訴訟代理認定考査の発表がありましたね!
公開されている資料を見ると,認定率(合格率)は43.1パーセント。6割前後は合格するとされている試験のため,ずいぶんと減った印象です。
問題の難化や政策的な人数調整(抑制)など色々理由はあるのかもしれませんが,以前より合格することが難しくなっているのは確かですね。
この傾向が来年以降も続くのかはわかりませんが,個人的にはもっと難しい試験にしても良いのではと思っています。
簡裁とはいえ,訴訟代理人として法廷に立つ以上,今の試験内容や研修内容では資格に見合った知識がまだまだ足りないと思っています。裁判所側から訴訟事務にかかわる司法書士を見ていた経験からそう思います。
法務省のHP(司法書士法第3条第2項第2号の法務大臣の認定(平成30年9月3日付け)について)はこちら↓
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00352.html