裁判所書記官の日常30「裁判所時報」

「裁判所時報」って,一般の方はご存知ですか?
最近,久しぶりにこの言葉を耳にして懐かしいなぁと思いました。

裁判所時報は,月2回発行されて職員に配布される広報誌のようなものです。どの業界でも業界紙みたいなものがあると思いますが,そんなところでしょうか。

上質の紙で,全職員に配布されるので,それなりの費用がかかっていると思うのですが,内容は端的に面白くはないです。
どのような内容かと言えば,例えば,新年号の最高裁長官の新年のことばや,主要な最高裁判所判例要旨,調停委員等の表彰・叙勲,裁判官等の人事異動,幹部職員の一覧,等々・・・。

判例など重要な記事もありますが,本当に実務に影響するものは,それ以前に通知や事務連絡が確実に回ってきてますし,書記官の仕事は細かく分かれているので,今現在の自分の仕事に直結するもの以外はあまり興味がわかないのが実際のところです。

そのため,配布はされても,読まずにその場で捨てる者,一応持ち帰って捨てる者,読まないのになぜかずっとファイリングし続ける者など様々です。総じて,あまり読んでいないことには変わりありませんが・・・。
昨年あった分限裁判の内容が裁判所時報に載ったらしいですが,おそらく,その号はかなり高い講読率だったのではないでしょうか。

広報は重要だとしても,費用対効果の面から,もう少し他の方法があるような気がしますね。

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