裁判所書記官の日常34「新人とゴールデンウィーク」

あっという間に10連休が終わってしまいましたね・・・。

4月に社会人になった新人の方や4月に転勤があった方などは,4月の1か月で仕事や環境に慣れ始めた頃に10連休・・・連休明けの心身に対する負担は大きいでしょうね。

5月病という言葉がありますが,裁判所でもGW明け頃からそういった症状に陥る人がいます。

裁判所職員で途中退職をする方は,他にやりたい仕事があるからなど前向きな理由で辞める方は少なく,人間関係や仕事に疲れて辞めてしまう方が多い気がします。
また,仕事を辞めるまでいかないにしても,心の病を抱えている方がどこの裁判所にも必ずといっていいほど在籍しています。

人間関係で疲れた・仕事内容がつまらないなどが不調の原因の場合,うまく配置転換をすれば心身の健康を取り戻せるかもしれません。
ただ,実際にあった事例で,勤務地が東京(霞が関)ではなく地方(北関東)になったことが納得いかず,引っ越しもせずに遠方から通勤し続けていましたが,疲れも重なってしだいに腐ってしまい休みがちになり,結局,裁判所を辞めてしまった方がいました。
こういう理由で不調の場合はどうなんでしょう,この方だけ特例で勤務地を変更してあげるのがベストの解決法なんでしょうか?

ま,そこに勤務している職員の方からすれば「そんなにここがイヤかい!」という気持ちだっと思いますけど・・・。

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