裁判所書記官の日常35「勤務中の喫煙」

私自身は非喫煙者なのですが,時折見ている岡口JのSNSに,「裁判所職員の勤務時間中の喫煙が許されているのは,トイレなどと同じ生理現象だから」という趣旨の記事があって,ちょっと面白いなと興味を持ちました。

これが裁判所の公式見解なのかは知りませんが,なるほど,生理現象と考えればしょうがないか・・・とはやっぱりなりませんよね,非喫煙者としては(笑)

喫煙が気分転換になって,かえって仕事が捗るのであれば勤務中の喫煙もそれほど反対する立場ではないのですが,やはり過度の回数や時間,タイミングは気になりますよね。
例えば,自分の持ち事件の弁論準備手続中に喫煙に行き,裁判官に呼び出されても帰ってこないとか,担当書記官が自分1人の係なのに,1時間に1回は必ず喫煙に行き15分は帰ってこないとか,実際にあったひどい事例はいくつもあります。

他方で,非喫煙者も,席についてても缶コーヒー飲んで休んだり,誰かのお土産のお茶菓子を食べて雑談しているときもありますし・・・結局は周囲との兼ね合いなんでしょう。

ただ,裁判所職員を含めて公務員の場合は,さらに「喫煙ばかりして休んでやがって。」という一般の方の厳しい目もありますからね。
現に,そういう趣旨で近隣から苦情が来たケースもありました。皆さん,よく見てらっしゃる・・・(汗)

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