裁判所書記官の日常45「六法」

今年もようやく来年度版の新しい六法(判例六法Professional)を買いました。
私は裁判所勤務時代からずっとこの六法を使用しています。当初は,分冊なので研修等に持ち運びが便利というだけの理由でこれにしましたが,今はもう字体に慣れてしまって他の物はちょっと読みづらいです。

裁判所書記官は,毎年新しい六法をタダで交付してもらえます。
昔は給付(贈与)ではなく貸与だから,退職時は返せだの異動するときは席に置いていけなど言われていましたが,色々書き込みしたりしますし,返したこともありません。

私は,わかっていることでも事あるごとに六法(条文)を読みながら仕事をしていましたし,過去の特別研修のチューターでも条文の大切さを毎回話していました。

ただ,実際のところ,今ほど激しく法改正が続かない時期や,改正のない分野を担当していると,全く六法を使わずに仕事をしている書記官も少なくありません。
そのため,1年経った時点で,1か所線が引いてあるだけとか,ピカピカの外装箱に注文カード等と一緒に入ったままなどという人も珍しくありませんでした。

全然六法を使用しない人は論外ですが,確かに,大きく法改正がない分野を担当している人は,条文の位置など使い慣れた去年の六法の方が良いという場合もあります。
なので,全国の書記官分の六法では結構な数・金額になるため,無駄を省くためにも,毎年当然に全員に配るのではなく,要否の希望調査などをすれば良い気がしますけどね(判例六法にするか模範六法にするかの希望調査はありますが・・・。)。

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