裁判所書記官の日常47「調停委員の組み合わせ」

先日,調停申立書の作成をお手伝いをした件があります。
やはり自分が関わった案件は,最終的に良い解決が出来ればいいなと思います。そのためには,良い調停委員にあたればいいなとも思います。

調停委員は,通常二人一組で当該事件を担当します。はじめに断っておきますが,皆さん良い人ばっかりです(私が携わった限りでは。)。ただ,やはり人間同士ですから相性というものがあります。

各事件を担当する調停委員は,裁判所書記官が実際には選んでいます(もちろん裁判官に相談する事例や裁判官の決裁はあります)。
選ぶ要素としては,事件の内容(専門的知識が必要な案件か)が最も重要ですが,その他に,調停期日の予定(予定が空いているか)と,両名の相性などです。

相性が良くないというのは,調停の進め方(方針)や,どちらが進行役として主導的に調停を進めていくのかなどについてうまく噛み合わないということです。
結構ここの部分が一番大変だったりすることもあって,ある年配の調停委員同士で,担当書記官に対し,お互いに相手のことをこっそり愚痴ってくることもありました(笑)。
なので,各調停委員の能力や人柄については,後任の書記官に対する重要な引継ぎ事項になっています。

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