裁判所書記官の日常51「事務の引き継ぎ」

3月上旬に,一般の裁判所職員の4月の人事異動がオープンになります。

異動対象者は早速異動先へ電話をし,前任者と日程調整のうえ,3月中に異動先に顔を出して事務の引き継ぎ説明を受ける・・・以前はこんな感じの3月末でした。

が,ある時期から,事務の引き継ぎは,原則として前任者が書面を作成して引き継ぐだけにし,どうしても異動先に実際に行って対面で引き継ぎを受ける必要がある場合は,休暇をとって引き継ぎに行くという扱いになりました。

たいした引き継ぎ事項もないのに無駄に足を運ぶ必要は当然ありませんが,やはり前任者と直接顔を合わせるメリットは色々あると思います。

例えば,異動先の係や周囲の人に3月中に一度顔見せをしておくと,4月に実際に異動してくるときにずっと気持ちに余裕があると思います。特に,まだ異動経験の少ない若手職員にとっては尚更です。

書面のみで事務を引き継げと言っても,その書式や記載内容が定型化しているわけではないので,前任者の能力によって書面の出来はピンキリです。
また,文章だとわかりづらくても,実際に見て説明を受ければ一目瞭然のことってたくさんありますからね。

異動先に直接引き継ぎにいっても出張費が出るわけでもないですし,自分が裁判所書記官だったときは,対面の引き継ぎが原則でも良い気がしましたけどね。

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