先日,預金の相続手続を行うため,某大手銀行の支店に電話をしました。
いつものごとく自分が遺産承継業務受任者であることを名乗り,被相続人の氏名と生年月日を聞かれたので答えました。
すると,内部のデータにヒットしたようで,担当行員の方から「(最後の)住所は〇〇〇ですね。」,「口座番号は〇〇〇ですね。」などと確認してきました。
善解すれば,当初の確認だけで「この人(=私)に話しても問題はない。」と思ってくれたのでしょうが,プライバシーやら個人情報やらにやたらうるさい昨今,よく行員の方から答えてくれるなぁと少し驚きました。
こちらとしては仕事がやり易いので結果オーライなのですが,最初に委任状を送付しないと電話では何も答えてくれなかった証券会社もあった一方で,某銀行(または某支店または某担当者)はもう少し慎重になった方が良いのではと思いました。
生存している方の預金口座情報だと,差し押さえにもつながる大事な情報ですからね。