進捗の問い合わせ

裁判所に申立てをしたある手続の開始決定が,申立て後3か月ほどしてようやく発令されました。

途中で何度か電話で進捗の確認と催促をし,ようやくここまでたどり着いた感じです。
申立て後1か月半も経過した後に補正の事務連絡が届き,軽微な事項のため3日で回答したところ,その後1か月近くしてから(もう補正がないということで)保管金提出書が届きました。
そして,即日予納して提出書を返送したところ,そこから更に3週間が経って開始決定が発令されるという状況でした。

裁判所に申立てをした場合,裁判所なのだから当然,適切に手続が進んでいるだろうなどと軽く考えず,一定周期で必ず進捗の確認をすべきです。
手続により裁判所側の審査等にかかる時間に差異があるので,一概に申立て後どのくらいで第一報を入れてみるかは言えませんが,代理人事務所によっては,郵便で発送した書面が裁判所に到着した頃を見計らって,すぐに受付確認及び事件番号の確認をしてくるところもあります。

自己の経験から,進捗の問い合わせに対する担当書記官の返答の仕方(言い訳の仕方・内容)で,大凡なぜ時間がかかっているのかはわかります。大抵は,その書記官の属人的な問題,事務能力の問題であることがほとんどです。

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