氏の変更

氏の変更の相談がありました。
やむを得ない事由によって「氏」を変更しようとするときは,家庭裁判所の許可を得て,その旨を届け出しなければなりません。

典型的な例としては,離婚時には,子の学校の関係などで姓を変えたくなかったので,婚氏続称(=婚姻中の氏をそのまま名乗り続けること)したが,子が大きくなりその必要がなくなったため,元の姓(旧姓)に戻したい場合などがあります。

最近,巷で「夫婦別姓」が話題に挙がっているときにタイムリーな相談だったので,色々考えさせられました。

当初,夫婦別姓であれば,そもそも今回の相談のような問題は減るのかな,などと単純に思ったのですが,(選択的な)夫婦別姓制度の議論について調べていくと,夫婦の子の姓の問題などそんな単純な問題ではなかったことがよくわかりました・・・。

(選択的)夫婦別姓制度導入の議論は,女性の社会進出に伴い,改氏による社会的な不便・不利益が指摘されてきたことなどがその背景にあります。
同制度の導入は,婚姻制度や家族の在り方にも関係する重要な問題ですが,前向きに検討をしていってもらいたいところです。

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