一斉休校の影響で,給食の食材を提供している業者が厳しい状況に陥っているとの報道が頻繁にされていますね。
売り上げの8割が学校給食という業者もあるようで,これが何か月も続くようになれば事業の存続自体が危ういことになってしまいます。
こういう報道を観て思い出したのですが,たまに,どうやって儲けているか不明の店について,儲けのカラクリを取材する番組があります。
大抵の場合,そういうお店は学校や公共機関にガッチリ取り込んでいるところが多いです。
それはそれで,平時は超安定売り上げなんでしょうが,現在みたいな非常時になると,一本足打法ゆえの不安定さが露呈してきますよね。
司法書士稼業も同じです。提携する特定の業者からの依頼の不動産登記のみで事務所経営が成り立つのであれば,超安定収入ができますし,事務処理も定型処理ばかりで楽なんでしょう。
が,やはり,他にも1つ2つと得意分野を作って二本足,三本足としておいた方が経営としては正解なんでしょうね。
一応,当事務所は,登記関係のほか,裁判所関係の手続の広い分野に何本も足を立てているつもりです。