途中からの依頼

亡夫の相続手続の相談に、高齢の女性が来所されたことがありました。

相続財産は不動産に預貯金、株式、自動車等々があり、なかなかやるべき手続は多そうでした。
さらに亡夫の自筆証書遺言もあるとのことで、一から自分で相続手続を全てやるには、なかなか時間も手間もかかりそうなケースでした。

手続の流れをひとしきり説明したところ、なるべくお金をかけないように、自分でやってみるとのことでした。
本人がそう決めた以上、こちらとしてはどうしようもないので、この件はここで終わりました。

ところが、しばらくして、やはりこれ以上は自分では難しいと、再度来所され、正式に当事務所に手続きの依頼をされました。
実に最初の相談から半年ほどが経過していましたが、まだ戸籍を数通集められただけでした。

最初の相談でこちらを信頼してくれて、半年後に再度来てくれたこと自体は有難いのですが・・・半年もあればとっくに手続全てが終わっていたところです。

最終的には本人の決定とはいえ、もう少し費用対効果の説明をすれば良かったかなとも思いましたが、反面、やり過ぎると依頼を獲得するための営業トークみたいな面もあり、なかなか難しいところですね。

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