原野商法

流山市の不動産のほか、合わせて北海道の土地の相続登記をお願いしたいとの依頼がありました。

話を聞いてみると、縁もゆかりもない北海道の土地は、何十年も前に、被相続人が騙されて購入してしまったものとのこと。

「お、これは典型的ないわゆる『原野商法』のケースか。」と思いつつ、登記簿を見てみると、随分と広大な土地であることがわかりました。
登記簿上は「原野」となっていますが、現地も文字通り「原野」で、依頼者である相続人の方には、当該土地の正確な場所も良く分からないようでした。

グーグルマップで検索してみても、傍に大きな道も街もなく、どうみてもここは今後も変わらないだろうという場所でした。万が一、アラスカのゴールドラッシュみたいなことが起これば別ですが・・・。

広大な土地でも、固定資産税は二束三文なので、そのまま放っておこうかと思ったそうですが、息子から「将来に面倒なことを残すな。」と言われ、相続登記をしようと思ったそうです。

随分前にも同じような事例を見たことがありましたが、北海道に限らず、全国には同じような状況の土地が沢山あるんでしょうね。

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